夜空
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・・ 逃した夏 ・・
2010年 08月 04日
知り合いに会うと暑いね~って言葉が挨拶代わりになるような暑い日が続きますね。
春に火山が噴火したから、今年の夏は地球全体で冷夏になると、初夏に私が勝手に
予想していましたが見事に裏切られました。

さて、梅雨が明けてさそり座にあるアンタレス付近は全天でも華やかな場所で、リベンジ撮影の
時期を見計らっていました。現在、自宅からのさそり座は早い時間に西に傾き、月が撮影の邪魔を
していました。どうやら撮影時期を逃してしまいました。この後の数日は月の出が遅くなり
天体写真を撮るには良い時期なのですが、世間はお盆で、私は仕事が忙しくなり、撮影は難しいです。

以前撮った写真画像ですが、以前は失敗だと思い込んでいましたが、私が目標としてた
アンタレス付近の華やかな美しい写真は、実は高価な35mmフルサイズ冷却CCDカメラで
撮影されたもので、市販の改造一眼デジカメでの表現は限界があるということでした。

なんだかいろいろ言い訳っぽいくなりましたが、過去に掲載の写真を載せます。
美しい写真とまではいきませんが、来年の撮影課題として楽しみにとっておきましょう。



逃した夏_d0073620_0284129.jpg
にほんブログ村 写真ブログへ  少なくとも失敗写真ではなかったということで、訂正です。(^_^ゞ


Canon EOS-5D Mark II SEO-SP2 + Takahashi FSQ-106ED / EM-200  Temma2M / アイダスLPS-P2フィルター(M48)

画像処理ソフト : ステライメージ6、Photoshop CS4
by yozora_nagameyou | 2010-08-04 00:31 | 天文 | Trackback | Comments(12)
Commented by torotorotorori at 2010-08-04 02:16 x
星の数がすごいですね。
橙色がアンタレスですか。子供のころに名前を聞きました、赤色巨星だったでしょうか。
その右は星が密集していて面白いです。
Commented by yozora_nagameyou at 2010-08-05 00:07
こんばんは、torotorotororiさん。
仰る通り、アンタレスはとても大きな赤色巨星です。
我が太陽も晩年の時期を迎えると核融合を起こしている中心部の温度が上昇して
アンタレスのように膨張して赤色巨星になると考えられています。
そのころには太陽の半径は2億キロほどになり、私たち地球は太陽に飲み込まれて
火星が住みやすい時期になってるのかもしれませんね。
いろいろ想像しながら天体写真を撮るのは楽しいです。
ありがとうございます☆
Commented by NIMITZ at 2010-08-05 20:47 x
こんばんは。
北海道もあぢぃ~です。(^^;;)
夜空さんだけではありません。気象庁も北海道は今年は冷夏になると言っていました。
どこが冷夏じゃい。(*_*)☆\(^^;) 
天体撮影というのはいろいろな道具が必要なんですね。
ちょっと宇宙へ行ってハッブル望遠鏡でも持ってきましょうか?
あれは大気を考慮して作られていないので「すばる」の方がいいでしょうか?(笑)
夜空さんのような方が国際宇宙ステーションへ行くといいですね。
大気圏を気にせず天体を撮影できます。
応募されてはいかがでしょう。(^^)v
応援ポチッ♪
Commented by yozora_nagameyou at 2010-08-05 23:50
こんばんは、NIMITZさん。
NIMITZさんのブログに、私のバカのひとつ覚えで
コメントを書いてしまい、ご迷惑をおかけしてすみません。
なのに、コメントにご返信くださりありがとうございます!
天体写真が趣味の人しか理解できないことばかり、
記事に無理やり当てはめてコメントを書いてしまい申し訳ありませんでした。
やっぱり、私の心遣いが足りないことを痛感しました。

でも、良い天体写真を撮りたい気持ちは大きいです。
私が撮る現状の天体写真に満足できないです。
この、地上からの写真は凄いですね。
http://www.sbig.com/sbwhtmls/announce_stl_specials_may2009.htm

目指すはハッブル宇宙望遠鏡とかすばる望遠鏡なんでしょうが
最近市販の冷却CCDカメラは恐ろしい性能です。
でも、やっぱり親にいうと、上を目指せばいくらでもあるけど
機材のお金は収入に見合ってなしし、一銭も儲けない自己満足でしかないといわれます。
悲しい現実ですが、私の場合は美しいものを人に伝えるのが目的なので
やっぱり価値観の違いを感じてしまいます。
それでも、やっぱり美しいもの大好きで表現したいです。・・・バカな私です。
Commented by mokonotabibito at 2010-08-06 18:20
おお、アンタレスが橙色に輝いていますね!
夏の夜空の美しさを満喫させていただきました。

冷却CCDカメラは高いですよね。
確か水冷装置とかのシステムも必要なのですね・・・
yozoraさんの夢が実現すると良いですね。
これからも素晴らしい写真を楽しませてもらいます。
Commented by そらのヒロ at 2010-08-07 08:02 x
こんにちは!

これもまた素晴らしい星空ですね。
これを見ていると、日々些細なことなど忘れてしまいますね。
いつか、こういう空間を旅したいものです。

一票☆
Commented by yozora_nagameyou at 2010-08-07 22:59
こんばんは、mokonotabibitoさん。
アンタレスは晩年をむかえたとても大きな恒星で、子供のころから
赤い星として親しんできました。写真に撮るととても魅力的のようです。

冷却CCDカメラはSBIGとかビットランという会社から新しいモデルがでます。
最新のものでは空冷も水冷にも対応で空冷でも外気温-50度を実現しているらしいです。
しかも、現在のデジカメの14bitRAWの4倍の広い諧調があるのが魅力的です。
天体写真は極めていきたいのですが、私のアタマではいろいろ難しくて
でも、理解はできるのでマイペースで学習していきます。
ありがとうございます☆
Commented by yozora_nagameyou at 2010-08-07 23:02
こんばんは、そらのヒロさん。
ちっぽけな人間なんて・・・と思いますよね。
私も天体写真をやってるときは楽しくてくだらない細かいことは
完全に忘れて無心で楽しんでいます。

美しいものを表現するのは楽しいですね。
旅ができたら凄すぎますよね。

応援ありがとうございます☆
Commented by tmphotosandiego at 2010-08-08 01:16
おはようございます。
とても綺麗な写真ですが、その冷却CCDというものだと、どんなことになっちゃうのでしょうか。
そもそも、冷却CCDと言われて、冷蔵庫に入ったデジカメしか思いつかない、わたしですが(笑)
Commented by yozora_nagameyou at 2010-08-08 20:15
こんんばんは、Toshiさん。
天体写真はとても淡い光を長時間で撮影したものを画像処理で目でも見える状態=写真にします。
冷却CCDカメラは一般のデジタルカメラよりもダイナミックレンジが広いのと、撮像素子から発生する
熱ノイズを、撮像素子を冷却することによって暗電流ノイズを低減させます。
モノクロのCCDが主流ですが、RGBそれぞれのフィルターで撮影したものを
ソフト的に合成します。デジカメのRAWは同じようにRGGBのフィルターを
撮像素子の前につけていて、RGBのRAWデータをカメラがカラー画像にします。
冷却CCDだとHαなどの特定の光だけを通過するフィルターを使えば
ディープな天体写真ができます。 あと、ダイナミックレンジが広いため
明るい市街地でもデジカメよりも暗い被写体が写り、光害の影響を
受けにくいため、私の自宅でも撮影できます。 でも、やっぱりお値段が
とても高価です。デジカメで撮るよりも時間と手間はかかりますが
すごい写真ができると思います。 因みに私が目をつけているのはアメリカのSBIG社で、
HPを貼っておきますね。 実際に冷却CCDで地上から撮られた天体写真があります。
http://www.sbig.com/
Commented by meteortrain at 2010-08-19 17:27
次のターゲットは冷却CCDでしょうか。
夜空さんなら何年かかっても目標をクリアしそうです♪
Commented by yozora_nagameyou at 2010-08-20 23:57
こんばんは、meteortrainさん。
ちょっと仕事で行き詰まてって、訪問、コメントせずにすみません。

そうですね。冷却CCDを狙っています。
今日からの胎内星まつりでのビットランのカメラが気になるところです。
今から1年以内では実現させます。
ありがとうございます☆
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